日本人の間でUyuniと言えば”塩湖”。そして、もう一つ有名な場所“列車の墓場”がある。
 実は、ちょっと距離はあるけどUyuniの街から歩いて行くこともできる。

Uyuniの街を出発

 街の中心をズンズンと進んでいく。
 日中は太陽の光が近く、砂の世界なので道に照り返されてすごく眩しく感じる。あろうことかサングラスを忘れ、痛みを感じるほどの眩しさ。それにこの日は風も強くて砂が舞い、目の周りの筋肉をフル活動させなければならなかったため、とにかく目がつらかった。戻ってサングラスを取りに帰ることも考えたけど、ここまで来たらもう戻りたくない。

road

線路を伝って歩く

bridge

 住宅がほとんどなくなったところで、線路が見えてきた。
 これに沿って行けば、列車の墓場までもう少し。

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線路に沿って歩いていく。

列車の墓場

 街から歩くこと約40分。ついに列車の墓場に到着。
 写真では「なんか怖そうなところだな」と思っていたけど、実際行ってみると、とにかくその情景がカッコいい。音楽ビデオとかCMに使ったら最高そうな場所だった。
 電車によじ登ったり、潜り込んだりしながら写真を撮りまくった。

train
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wall
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 青い空、砂の地平線にもう動かない電車たちが眠る。
 映画の世界に入り込んだ感覚。

 “列車の墓場”は1DAYツアーと宿泊付きツアーでも行くことができる。
 でもツアーだと滞在できる時間が決まっているし、他の参加者がたくさんいて、こだわった写真を撮ることができない。
 個別に行けば人が少ない中で、自由に滞在することができるので、Uyuni滞在に時間がある人にはおすすめな観光の仕方。

ゴミ問題

 仕方のないことかもしれない。
 でも歩いていると、どうしても気になってしまったゴミ。

garbage

 できる限り拾いたかった。でもあまりの多さに無力さを感じる。
 私が両手いっぱいのゴミを拾ったところでその何千倍ものゴミがあって、無力だな。と悲しくなった。
 もしも、観光客が一人1つずつでもゴミを拾うことができたら、少しは綺麗にしていくことができるのかな。

garbage

 歩いて行く場合は暑さ対策と、水分を持って出かけて。
 列車の墓場付近にトイレはないので街で済ませてきたほうがいい。
 そして、もしできたらゴミ袋を持っていってほしい。