船で氷河側の岸に到着。いよいよトレッキング。

Los Glasiares Mini Trekking【前編】

岸について待ち合わせの場所と時間の説明を受けてからランチ。氷河を眺めながらのなんとも贅沢なランチだ。

お弁当の時間
各自持ってきたお弁当を食べる。写真を撮りたくて食べるどころじゃない人もいた
トレッキング前に立ち寄る小屋
トイレとロッカーがある小屋。


 休憩場所の小屋にはトイレが設置されてある。トイレットペーパーが個室にあり、キレイで、無料で利用できる。また、この小屋にはロッカーもあって、例えばお弁当の空き箱や不要だと思ったウルトラライトダウン等の貴重品以外の荷物を置いておくことができる。扉のついていないロッカーなのでバッグを置いておく場合は鍵をかけておく。他に観光客しかいないのでそれほど警戒する必要はないと思うが、念のため。私はカメラの三脚とウルトラライトダウンなどをリュックに残し、貴重品とカメラだけウェストバッグに入れ、携帯することにした。

小屋にあるロッカー
荷物を置いて、身軽にトレッキングに臨む。扉がないので心配な人はカバンに鍵を

12:30 スペイン語班と英語班に分かれてトレッキングに出発。手袋を持参してこなかった人には軍手を貸しだしてくれる。

氷河に向かって歩く
氷河を目指して歩く

12:40 トレッキングガイドから氷河についての説明がある。きっと何百回も観光客に向けて説明をしているんだろうが、懇切丁寧に説明してくれた。英語が理解できていたらきっともっと多くのことを学べて質問もできたのに。と悲しく思いながら説明を受ける。英語がわからないと損をすると改めて感じた。

氷河の説明を受ける
英語班に加わり、氷河を観ながら説明を聞く。右奥の団体がスペイン語班

12:49 氷河を目指してさらに歩き始める。

13:15  ドーム状の建物に到着。

ヘルメットなどが収納されているドーム
クランボンやヘルメットの格納庫

ここでヘルメットとクランボンを装着する。クランボンはガイドが一人一人装着してくれるので順番を待つ。

クランボン装着

待っている間、自分の靴の紐は固く結んで準備しておく。クランボンを付けたら、ひっかかってしまうので両足を開きながら歩くようにと注意がある。

靴に装着したクランボン
靴ひもはきつく結んでからクランボンを装着してもらう。

13:40 氷河上に向けていよいよ出発。初めての氷だけの傾斜地、滑ったり、点灯が怖いと少し不安になるが、 装着してもらったクランボンに身のすべてをゆだねるしかない。一列になって歩くが、最前列と最後尾に一人ずつガイドがついてくれて、安心して歩くことができた。

氷河をのぼる
ガイドの後に続いて登る。最初の10分くらいは足元から目を離せなかった
氷河に触れてみる
氷河登山
今まで見たこともないくらい美しい、氷と水の世界。
Disney のfrozenの世界に入ったようだった
氷河の水を試飲
氷河の水を飲んでみる。雪解け水の味がした。
氷河の絶景
小さな悩みとかどうでもよくなる というのは本当だった
氷河上のプロポーズ
氷河の上でのプロポーズ。こちらまで幸せな気持ちになれた。
このカップルと一緒のグループになれたのはすごく幸運なことだった。
ウィスキーをいただく
ツアー最後のお楽しみ、氷河の氷でいただくウィスキー
氷河を眺めながらいただく、ウィスキーとパン
チーズパンもいただける。
当分の間、外食や飲む なんてことがなくてもいいと思えるほどの贅沢をしてしまった

15:00 クランボンを装着した、麓に到着。クランボンとヘルメットを返却し、ロッカーのある小屋まで順次向かう。

氷河からの帰路
別れを惜しみつつ、帰路に就く

出発時間まで少し時間があったので、惜しみつつ写真撮影。

お弁当を食べたところから眺めた氷河
ランチを食べた場所から望める氷河

15:35 乗船。帰りの船でも船上に出ることができる。ほとんどの人は疲労感と満足感で船内に乗っていた。

帰りの船上

15:50  下船し、バス乗車。

16:00 バス出発。舗装された広い道を帰っていく。乗客みんな爆睡。

17:30 街に到着。希望の行き先によってバスにそのまま乗車しているか、下車するか、ミニバンに乗り換えるか選べる。私はミニバンに乗り換えてホテルへ送っていただいた。

帰ってくると、たっぷり浴びた太陽の光と氷の上を登ったことによって、くたくただ。外食もすればよかったが贅沢のし過ぎは私には不向き。ホステルのキッチンで昨日買っておいたステーキを焼き、パスタをゆでてワインといただく。最高な一日となった。