Canada国内の航空機での旅行は意外と結構な金額がかかってくる。できるだけ格安航空会社の利用をしたいところ。
 私は、Vancouver からTorontoへ行くために超格安航空会社SWOOPを利用した。

SWOOP

 CanadaのLCCの一つで運営しているのはCanadaの航空会社WestJet。
 Canada国内の発着空港はVictoria ,Abbotsford, Kamloops, Kelowna, Winnipeg, London, Hamilton, Moncton, Charlottetown, Halifax, St John’s の11か所。USやMexico、Jamaicaなどもつないでいる。
 料金はUltra-low fares と言っているだけあって、$39(約¥3,200)や$20(約¥1,640)のチケットなんかもある。

参照;SWOOP

SWOOP の注意点

 超格安で利用できるswoopだが、”だから格安なのか”を理解した上で利用しなければならない。例えば発着地でいうと、マイナーな空港からの離発着があるということ。
 私が今回利用したい経路はVancouver の空港→Torontoの空港が便利。しかし、SWOOPを利用するには、Vancouver →Abbotsford間 と Hamilton → Toronto 間はバス等で移動をしなければならない。
 航空チケットと空港から主要都市への交通費と時間も併せて検討する必要がある。
 また、機内飲食物や預入荷物などのオプションはもちろん有料だ。

SWOOP でチケット以外に有料のもの
 共用収納棚に入れる荷物、預入荷物、座席指定、飲料、食事 等
無料のもの
 座席下における手荷物1つ、ベビーカー 等

荷物について

 LCCの利用にあたり、心配となるのは’’荷物’’。ほとんどの会社で荷物は有料だ。軽いリュック一つでの旅だったら心配する必要はないが、長期間旅行者で無料の規定内に収めようとするのはなかなか難しい。私も3か月の旅行で、どうにかこうにか荷物を軽くしようとして、LCCの平均的な無料規定内の大きさのバッグを準備したが、重さは10kgを簡単に超えてしまった。
 SWOOP については座席下における手荷物(最大41 cm x 15 cm x 33 cmを1つまで )とベビーカー以外は全て有料。
 料金は飛距離や予約方法(事前web予約か空港での予約か)、予約日等によって異なる。予約時に荷物選択する際に自動計算されて表示されるので、自分にあてはまるものを予約しておく。

 持ち込み可能な荷物の大きさ
 預入荷物(Checked Baggage) 全辺の長さが157㎝以下 1つ23㎏まで
 座席下に置ける荷物(Personal Bag) 41 cm x 15 cm x 33 cm  以下
 共用収納棚に入れる荷物(carry-on Bag) 53 cm x 23 cm x 38 cm 以下

さらに詳細は公式HPから

参考まで。私の場合

行き先や出発日、予約日によって航空券やオプションの金額が異なるので、私の場合の飛行機費用等について。参考までに。

出発日; 2019年9月月曜日
予約日; 2019年6月中旬
出発地; 21:55 Abbotsford YXX
到着地; 5:01 Hamilton YHM
航空券料金; $87.17(約¥7,140)
Modifly ;$13 (約¥1,065)
Air Travellers Security Charge(空港利用税);$7.12(約¥583)
Goods and Services Tax (GST。 Canadaの税金);$7.11(約¥582)
Total $149.40 CAD(約¥12,237)

 Modiflyとは予約後に変更を可能にできるチケットオプション。絶対これに乗ると決めてはいたものの、念のためにつけておいた。
 基本の航空券料金はかなり安いと思う。Air Canadaをよく利用する友人に話したら驚かれた。
 Canada国内、観光シーズンとなるの夏の航空券はどの会社でもかなり高い。私はSWOOP公式サイトから9月の中で最安値の日を選んだが、同じ区間で8月は倍近い金額になっていたりする。

SWOOP の予約

SWOOP公式サイトから予約することができる。

 First page
 from で出発地 toで到着地を選択する。カーソルを合わせるとswoopの発着地がずらっと表示されるが、土地名にあまり詳しくないため、コレハドコ?という場所がたくさんあった。例えばCharlottetown PE とか聞いたことがなかったが、こんなところにも行けるんだ、どんなところなんだろう と想像することができる。
 Depart で出発希望日、往復であればReturnで帰りの希望日を選択する。カーソルを合わせると、カレンダーが表示されるので最安値を見つけやすい。
 select travellers で人数を選択し、search をクリック。
2 Select your flights
 希望した日を中心に1週間の料金と出発時間や到着時間、飛行時間等が表示される。希望する時間にチェックを入れると税込みの合計金額が出てくるので continue をクリック。
3 Sign in
 mail アドレスや氏名、password 等入力する。
4 Traveller information
 パスポートと同じ名前と生年月日、電話番号とメールアドレスの入力。国番号(日本の場合は+81)はつけなくてOK
5 Select your seat
 座席表が表示される。選択できるのは黒かピンクの値段が書いてあるところ。ピンクのExtra legroomは黒のRegularよりも足元が広くなっている席。どこでもいい場合は選択せずにそのままcontinueをクリックする。選択しなくて本当にいいのかい?と聞かれるので、良ければ no,thanks
6 Extras
 Checked bag ,Modifly(予約変更可能) ,carry-on bag の個数を選択する。ちなみにこの予約時点で選択するのが最安値。直前になってwebからのcheck in や窓口手続きだと高くなる。
7 Payment
 支払い画面。日程など最終確認してaccept にチェック。
 支払い方法を選択、入力して Pay をクリック
8 メールが届く
 予約番号やスケジュールなど詳細が書かれているので保存しておく。

SWOOP搭乗

Abbotsford空港での搭乗手続きから搭乗まで

Abbotsford international airport について

1 チェックインカウンターへ
 名前を伝えて、Passportを提示する。E-ticketのプリントアウトやメールを見せる必要はなかった。
 預入荷物がある人はピンクのステッカーを張ってもらい、預ける。
 チケットとピンクの荷物用ステッカーを発行してもらい、時間まで待機。
 出発の24時間前にはwebからのcheck inが可能。国内線は出発の45分前、国際線は60分前までにcheck in を済ませなければならない。
 SWOOP Check in について

2 手荷物検査
 なぜだか全ての荷物が引っ掛かってしまい、せっかく詰めた荷物を全部出し、KEENの靴も脱いでチェックされた。特に問題なし。
 確認が終わり、荷物を詰めなおしていると、検査官が来て手伝ってくれた。 あなたすごいわ!どうやって詰めたの?

3 搭乗する
 荷物詰めなおしに時間がかかり、出発ギリギリになってしまう。チケットを提示し、エプロンに出て機体の写真を撮ろうとしたところ、早く乗ってと叱られた。

機内

座席
 足元は広くもなく、狭くもなく。Regular座席は倒れないので寝にくいが、座り心地は良い。USBポートがあり、充電ができる。
モニター
 座席モニターはなしだが、Swoopのアプリを入れることで機内で映画を楽しめる。
wifi
 利用はできるが、私のスマホはつながりが悪く、使えなかった。
機内販売
 離陸後、しばらくすると機内販売が始まる。商品を渡すスタッフと支払い手続きを行うスタッフがペアでまわっていた。

 Hamilton空港へは予定通りの時間で到着した。
 機内は新しい感じでとてもきれい。添乗員の方々も優しく、気軽に利用できる価格なので、機会があったらコーラとスナックを持参して是非また利用したい。

Hamilton →Toronto移動